M8

NGC6523 / 干潟星雲 / Lagoon Nebula.

いて座の散光星雲。干潟というより、フワフワわたアメ。散開星団と星雲のコラボレーション。

M8 captured through a telescope eyepiece using a smartphone camera - Afocal Astrophotography

Starry Lens ガイド SAKURA🌸Kirschblüteの主観に基づいたレビューです。

Accessibility撮影が簡単
Simplicity導入のお手軽さ
Sky Clarity空が明るくても楽しい
Satisfaction何度も撮りたい

Star map of M8 astrometry.net

観察ポイント

スマホコリメート法によるM8 43倍で撮影したM8の様子

撮影データ

BKP130 / PL15mm / 16秒×32枚 / ISO 3200

詳細なデータを表示
項目 (Item)内容 (Content)
撮影日 (Date)2022年08月18日
望遠鏡 (Telescope)Sky-Watcher AZ-Go2 BKP130 (D130mm / f650mm)
接眼レンズ (Eyepiece)PL15mm
カメラ (Camera)ASUS Zenfone 8
露出設定 (Exposure)16秒 × 32枚コンポジット (RAW)
ISO感度 (ISO)3200
撮影アプリ (App)DeepSkyCamera (Android)
画像処理 (Processing)SiriL (Stack / Stretching), darktable (Color tuning)
撮影地 (Location)長野県安曇野市 / SQM 21.05 (2024年 Lightpollutionmap.info 引用)

公開リソース(Public Resources)

項目 (Item)内容 (Content)
データ形式 (Format)DNG (Raw)
ファイル名 (Filename)M008_P130_20220818.7z
ダウンロード (Download)こちら(Google Drive)

※ご利用の際はフォルダ内の README を必ずご確認ください。

冬のオリオン大星雲と双璧を成す、いて座の散光星雲M8。濃い天の川の中でも、圧倒的な存在感を放っています。

モクモクと入り組んだ星雲の様子は、まるで「わたアメ」のよう。通称の干潟星雲というよりも、美味しそうなお菓子に見えてしまうのは私だけでしょうか?

このモクモクとした立体的な姿は、宇宙のダイナミックな現象によって生み出されています。中心で誕生したばかりの巨大な星々が強力な紫外線などの激しいエネルギーを放ち、周囲のガスを吹き飛ばしているのです。ただ、ガスは均等に吹き飛ばされるわけではありません。密度の高い塊の部分は、耐えるようにしてその場に残ります。

川底の岩が侵食に耐えて残る一方、柔らかい地層が先に削られていくような現象に近いでしょうか(あくまで私個人の解釈ですが)。

※このメカニズムは、N. F. H. Tothill らの論文 “The Structure and Evolution of the Lagoon Nebula” などで詳しく研究されています。

そして、この光景をさらに賑やかにしているのが、星雲と重なるように位置する散開星団 NGC 6530 です。こちらも非常に見応えのある星団ですね。

この星団の見かけの大きさは満月の半分ほど(M8全体は、望遠鏡の視野からはみ出す勢いの大きさです)もあり、星団としての年齢も約100万〜300万年という、宇宙的なスケールで見れば非常に若いものと考えられています。また、大質量星の形成を理解する上で重要な研究対象として世界中から注目されており、これまでに数多くの論文が発表されてきました。

星雲のディテールと、きらめく星々。眼視でも写真でも、実にダイナミックな姿を見せてくれる天体です。

スマホコリメート法によるM8周辺 8倍で撮影したM8の様子

撮影データ

Guide scope / PL15mm / 20秒×9枚 / ISO 400

詳細なデータを表示
項目 (Item)内容 (Content)
撮影日 (Date)2025年6月21日
望遠鏡 (Telescope)Guide scope (D32mm / f128mm)
カメラ (Camera)Xiaomi 14T
露出設定 (Exposure)20秒 × 9枚コンポジット (RAW)
ISO感度 (ISO)400
撮影アプリ (App)DeepSkyCamera (Android)
画像処理 (Processing)SiriL (Stack / Stretching), darktable (Color tuning)
撮影地 (Location)長野県安曇野市 / SQM 21.05 (2024年 Lightpollutionmap.info 引用)

公開リソース(Public Resources)

項目 (Item)内容 (Content)
データ形式 (Format)DNG (Raw)
ファイル名 (Filename)M008_GuideScope_x8_20250621.7z
ダウンロード (Download)こちら(Google Drive)

※ご利用の際はフォルダ内の README を必ずご確認ください。

Annotation around M8 M8周辺のガイド図。写真の中にある星や星雲の名前をラベル付け(アノテーション)したものです。

M8

  • 見かけの等級 (mv) 4.6
  • 視直径 90' × 40'
  • 赤経 (RA, α) 18h 03m 37s
  • 赤緯 (Dec, δ) -24° 23' 2"
  • 距離 4100光年

Update:

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