M1
Smartphone Afocal Astrophotography
SAKURA🌸Kirschblüteの主観に基づいたレビューです。
おうし座の超新星残骸のM1です。
別名:NGC1952,かに星雲,Crab Nebula.
astrometry.net
TIPS
72倍で撮影した星雲の様子
| 項目 (Item) | 内容 (Content) |
|---|---|
| 撮影日 (Date) | 2022年10月20日 |
| 望遠鏡 (Telescope) | Sky-Watcher AZ-Go2 BKP130 (D130mm / f650mm) |
| 接眼レンズ (Eyepiece) | PL9mm |
| カメラ (Camera) | ASUS Zenfone 8 |
| 露出設定 (Exposure) | 8秒 × 32枚コンポジット (RAW) |
| ISO感度 (ISO) | 3200 |
| 撮影アプリ (App) | DeepSkyCamera (Android) |
| 画像処理 (Processing) | SiriL (Stack / Stretching), darktable (Color tuning) |
| 撮影地 (Location) | 長野県安曇野市 / SQM 21.05 (2024年 Lightpollutionmap.info 引用) |
おうし座のζ星(ゼータ星)のすぐ側にあるメシエ天体の一番初めのナンバー、M1です。「かに星雲(Crab Nebula)」という名前で有名ですよね。
「かに」という愛称がついてはいますが、私の印象は、どちらかと言えば佐渡島(日本の北陸地方にある島:Sado Island)の島の形に近いような気がして、そちらの方がしっくりきます。皆さんは、この形から何を想像しますか?
本格的な天文機材で撮影されたM1には、網目のような複雑なフィラメント構造が見て取れます。私のスマホ撮影では、何かモヤモヤとした質感はあるものの、はっきりとした構造までは描き出せませんでした。これがスマホカメラの限界なのか、あるいは露出不足やスタック枚数が足りずにノイズに埋もれてしまったのか……。原因を分析しながら試行錯誤するのも、天体撮影の醍醐味ですね。
今回は、追尾エラーの影響を抑えるために1枚あたりの露出を短くし、その分枚数を多めにスタックする手法をとってみましたが、結果は少し物足りない仕上がりになりました。挑戦される方は、ぜひ露出時間や枚数の組み合わせなど、様々な条件を試してみてください。
ガイドスコープで撮影した双眼鏡視野相当での星雲の様子
撮影データ(GuideScope + Xiaomi 14T)
| 項目 (Item) | 内容 (Content) |
|---|---|
| 撮影日 (Date) | 2025年01月28日 |
| 望遠鏡 (Telescope) | GuideScope (D32mm / f128mm) |
| 接眼レンズ (Eyepiece) | PL15mm |
| カメラ (Camera) | Xiaomi 14T |
| 露出設定 (Exposure) | 20秒 × 10枚コンポジット (RAW) |
| ISO感度 (ISO) | 800 |
| 撮影アプリ (App) | DeepSkyCamera (Android) |
| 画像処理 (Processing) | SiriL (Stack / Stretching), darktable (Color tuning) |
| 撮影地 (Location) | 長野県安曇野市 / SQM 21.05 (2024年 Lightpollutionmap.info 引用) |
双眼鏡くらいの視野で写してみると、明るいζ星のすぐ隣、視野の中央にポツンと浮かぶかに星雲が見つかります。この星は3等星で比較的見つけやすいため、まずはこの星を導入してみましょう。かわいい星雲ですね。
M1周辺のガイド図。写真の中にある星や星雲の名前をラベル付け(アノテーション)したものです。
天体のデータ
M1
- 見かけの等級 (mv) 6.5
- 視直径 420″ × 290″
- 赤経 (RA, α) 18h 04m 13.0s
- 赤緯 (Dec, δ) −22° 29′ 24″
- 距離 4250光年
天体データは Wikipedia を参照しました。正確な科学的データを提供してくれる先達に感謝します。