アンドロメダ座の銀河M31及びM32とM110です。
別名:NGC224, アンドロメダ銀河, Andromeda Galaxy.
Simple explanation
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Detailed data
M31は、肉眼で見える最も遠い天体のひとつです。直径はおよそ22万光年と、私たちの住んでいる天の川銀河よりも2倍くらい大きい銀河です。
双眼鏡視野相当の銀河の姿
銀河の中心部と暗黒帯の詳細
M32
M32は、比較的古い星からなる楕円銀河です。星の素になるガスが少なく、新たに星がつくられている可能性が小さいです。M31が過去に近づいた時に、ガスがM31に吸い寄せられてしまったからと考えられています。
M110
M110は、M31の伴銀河としてはM32の次に大きいと考えられていています。メシエのスケッチには含まれていたものの、カタログには書かれていませんでした。後にイギリスの天文家によってM110の名前が広がったとされています。
M31周辺のアノテーション
Astronomical Data
M31
- 見かけの等級 (mv) +4.3
- 視直径 190’ × 60’
- 赤経 (RA, α) 00h 42m 44.3s
- 赤緯 (Dec, δ) +41° 16′ 9″
- 距離 250万光年
M32 / NGC 221
- 見かけの等級 (mv) +8.08
- 視直径 3.653’ × 3.178’
- 赤経 (RA, α) 00h 42m 41.825s
- 赤緯 (Dec, δ) +40° 51′ 54.61″
- 距離 約290万光年
M110 / NGC205
- 見かけの等級 (mv) +8.07
- 視直径 15.110’ × 9.368’
- 赤経 (RA, α) 00h 40m 22.075s
- 赤緯 (Dec, δ) +41° 41′ 07.0800″
- 距離 約290万光年